子どもたちが夢中になる!今のお気に入り絵本をご紹介
個々によって違いはありますが、10~11か月くらいになると絵本に興味を持つようになってきます。
年齢を重ね、成長をしていく中で、絵本は『子どもの想像力を豊かにしてくれ、言語力、集中力、表現力などを育むもの』でもありますが、読み手とふれあい、心を豊かにしてくれる『栄養素』でもあります。そんな絵本と日々触れ合う子どもたちが今、興味関心を抱き保育士との触れ合いの栄養素にしている絵本をご紹介します。
『だれのあしあと』
作・絵: accototo ふくだとしお+あきこ/出版社: 大日本図書
雪が積もってうれしくなったねずみさんはお散歩に出かけました。前へ進んでいくと次々に足跡を見つけ『誰の足跡かな?』と様々な動物さんと出会い、お友達になっていくお話です。

繰り返しの絵本となっているので、次はどんな動物が出てくるんだろうといつも笑顔いっぱいです。
保育士が『あれ だれのあしあと?』と語り掛けると『ウサギ~!!』『ぶた~!』と掛け合いもとっても楽しい絵本です。
『うずらちゃんのかくれんぼ』 福音館書店
作:きもと ももこ/出版社: 福音館書店
以前は絵本の中に隠れている金魚を探す『きんぎょがにげた』が大好きだった子どもたち。この絵本がきっかけとなり、『探す』『見つける』という探索活動に興味を持ちだしました。

見つけたときは『あった~!』と嬉しそうにうれしさを表現し、満足感いっぱいになっていたことを思い出します。今はこの『うずらちゃんのかくれんぼ』をキラキラしたまなざしで、くぎ付けになっています。絵本の世界に入りこみ、うずらちゃんと一緒にかくれんぼしているように楽しんでいます。
絵本を通じて広がる子どもたちの世界
絵本を楽しむ中で、言葉を聞く喜びを知っていきます。絵を見ながら、言葉を聞く楽しさや喜びを繰り返し味わい、言葉を具体的なイメージで心に描くことができるよになっていきます。様々な絵本に出会い、心の豊かさと楽しい時間をより多く提供できるようにしていきたいですね。

