自然とのふれあい イマジネーションを豊かに
季節ごとに広がる子どもたちの発見と成長
子どもの《なんだろな》の不思議の一つ一つは子どもにとっての学びの始まり。
日々の保育では興味関心にいち早く気づき、子どもたちの『これなーに??』『先生見てみて~』を逃さないのが魚住園の先生たちです。魚住園では、季節に応じた自然や遊びを通じて、子どもたちが発見や感動を共有できる時間を大切にしています。
春:植物採集とカラフルな自然の発見
錦が丘公園では、春の心地よいそよ風の中、植物採集を楽しみます。子どもたちは「見てみて~」「きれいだね」と言いながら、色とりどりの自然を観察。先生とのコミュニケーションを通じて、個々の興味関心や気づきの発見の開花がこの季節です。
初夏:芝生と水遊びで心も体も成長
親水公園では、青々とした芝生の上で水鉄砲やシャボン玉遊びを満喫します。子どもたちはシャボン玉を追いかけながら、「先生見てみて~。シャボン玉が青だよ!黄色だよ!」と光の加減で見える姿の発見を先生に伝えてくれることもありますよ。体をたくさん動かすことで心身ともに発達します。
秋:宝物探しと虫探しの冒険
木々の色の変化が楽しめる秋の錦が丘公園では、どんぐりや落ち葉を集める「宝物探し」が人気です。事前に作ったどんぐりバッグを手に、お友だちと一緒に夢中でどんぐりや落ち葉など様々な宝物探しを楽しみます。
虫探しに最適な場所はやっぱり親水公園。草むらの中をのぞくとバッタさんがぴょ~ん!!&キャッチ!!生き物への興味関心や優しくかかわることを学ぶことを知ることも子供達には大切ですよね。
冬:手つなぎ散策とかけっこで絆を深める
冬になると今までカートで散策に出かけていた1歳児さんが2歳児さんと手つなぎをしての錦が丘公園散策を開始します。2歳児さんは1歳児さんを気にかけ、1歳児さんは2歳児さんを頼り、様々な言葉を交わしワクワクしながら散策を行っています。
体をたくさん動かし、ぽかぽかいっぱいになるためにかけっこやしっぽとりなど、まずは体をしっかり動かして個々の遊びに移行していくのがこの季節。
体力がついてきて『よーいどん!!!』をすると、『もう一回‼』を繰り返ししていると先生たちはへとへと・・・
でも、ゴールで子どもたちが見せてくれる満面の笑顔やぎゅってしてくれる心地よさを感じると、へとへとがどこかへ行ってしまってまたまたかけっこを楽しんでいます。
子どもたちの「今」を大切に
子どもたちの興味関心や気づきはその一瞬を逃してしまうと帰ってこないことがあります。
だからこそ、保育士は子どもたちそれぞれが、【今】何に関心を抱いているのかな?の一瞬を逃さないようにかかわっています。
そして、『そうなんだ!』の発見を次につなぐことができるように、日々模索しながら遊びの準備物や提供を行っています。
自然とのふれあいや遊びを通じて、子どもたちのイマジネーションを豊かにする魚住園で、今日も新しい発見が生まれています。