主任研修で育つチーム力|マネジメントを学び合う取り組み
目次
グループ全体で取り組む「学び合う研修」

2024年度から、私たちのグループでは職員一人ひとりの成長と、より良い園づくりを目指して、さまざまな研修を計画・実施しています。
その中でも、今年度新たに力を入れているのが 「主任研修」 です。
主任として求められる重要なスキルの一つに「マネジメント力」があります。
グループ園の主任が集まり、年間を通して学び合いながら、自園の課題やチームの方向性を見つめ直しています。
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マネジメントに必要な6つの視点とは?

研修の中で学んでいる「マネジメント」には、次の6つの視点があります。
- リーダーシップを発揮する
- マネジメント発想でとらえる
- チームメンバーを育成する
- 働きやすい職場を作る
- キャリアを育成する
- 豊かな土壌を作る
この6つの視点を一つ一つ細かく学び合い、意見を出し合いながら主任一人ひとりが自分自身を見つめ直し、今後の目標や課題を見つけることを目的としています。
子どもを真ん中に考える「チーム保育」の実現へ

子どもを中心に考える保育では、チーム力が非常に重要です。
個々の考えがばらばらでは、チームとしての保育は成立しません。
そのため、研修では以下のような意識統一も行っています。
- 職員一人ひとりが子どもたちの為にできる考えや思いを発言できる環境づくり
- 明るく楽しい環境を作るために必要な声掛け、サポート
- 子どもたち一人ひとりが家庭的な雰囲気の中で生き生きと子どもらしく成長できる環境
- 安心安全な環境の構築
主任は日々、マネジメント力を高めながら、チーム一丸となって保育が行えるよう努めています。
学びから実践へ|見学研修での気づきと成長

6月から始まった主任研修では、最初は机上で意見を交わしながら学び合ってきました。
そして9月からは、グループ内の他園を訪問する「見学研修」がスタート。
今自分自身の中で悩んでいることや行き詰っていることを他の主任の言葉や動きを見て学び始めています。
主任の成長が、園全体の力になる

主任一人ひとりの意識が高まることで、園全体の雰囲気やチームワークも自然と向上していきます。
子ども、職員が日々笑顔で幸せに生活できることを願っています。
次回は見学訪問研修の様子や、主任研修参加で生まれた変化や思いについてお知らせします。
くじら保育園 淀屋橋園


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