はじめての雪遊び!触れて・見て・遊んで発見
雪がやってきました!お休みに雪が降り積もった地域に遊びに行っていた保育者が、『子どもたちに経験させてあげたい』とたくさんの雪を容器に詰めて持ってきてくれました。先週の寒波でチラチラと降る雪は見ていましたが、こんなにたくさんの雪は初めての子どもたち。雪遊びの経験のない保育者もいて一気にテンションの上がる保育室。
保育者がいくつかの容器に分けると、『待ちきれない‼』といった様子で瞳をキラキラさせてみつめる子どもたち。すぐに触れてみようとしたり、戸惑った様子を見せたりと反応は様々でした。そっと手を伸ばしたものの、冷たさに手を引っ込めてしまいお友だちの遊ぶ姿を見ていながらも触れてみたい気持ちは抑えられず、お皿に入れてもらった雪が手に触れないよう気をつけながら、揺らして雪の動く様子を楽しんでいました。

「つめたいよ」「これなに?」「ゆきだって!」とおしゃべりしながら触れて遊ぶさくら組(2歳児)の子どもたち。コップやお皿を持ってきてままごと遊びが始まりました。「切ってみよう!」とままごとの包丁を持ってきてザクザクと切っていると、その様子を息をつめて見ている子どもたち。保育者が「切れた?」と声をかけるとフッと空気が和み、また「やってみるね!」とおしゃべりとままごとが始まりました。

もも組(0歳児)、すみれ組(1歳児)子どもたちは大きな容器から、レンゲを使って雪をお皿に移したり戻したり。お皿にどんどん盛って、高く積み上げこぼれると「おちた」と拾ってまた入れてを繰り返していました。時間が経つと少しずつ解け始める雪。雪がなくなっていることを不思議そうにじっと見て、容器の中の雪が解けて水になってしまう形状の変化も楽しんでいました。

雪を集めて保育者が何やら作業中。「なにしてるのかなぁ」すぐに見つけた子どもはそばに行き、じっと様子を見ています

。手を伸ばしては「できるまで待ってね」「見ててね」と声をかけられ、残念そうに見つめていると…「どうぞ」と保育者の声。子どもが目や手を作り、最後に帽子を載せて、雪だるまの出来上がり。

思いがけず始まった雪遊びでしたが、良い経験になりました。まだまだ続く寒い冬も元気に乗り切れそうです!

