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異年齢保育

異年齢保育で育む「思いやり」と「社会性」

くじら保育園グループには、0歳~5歳までの園児が通う「認可保育所」が2園あり、3〜5歳の子どもたちが一緒に活動する「異年齢保育」を取り入れています。年齢の違うお友だちと関わることで、子どもたちは自然と協力し合い、思いやりの心や社会性を育んでいきます。
年上の子は年下の子を助けたり、遊びのルールを教えたりすることでリーダーシップを学び、年下の子は年上の子の姿を見て学びながら、自信を持って行動できるようになります。

このような環境の中で、子どもたちは

  • コミュニケーション力が高まる
  • 友だちの輪が広がる
  • 協調性・社会性が育つ
  • 思いやりの心が芽生える
  • 自己肯定感が高まる
  • 様々な活動に興味を持つ

といった、将来に役立つ力を身につけていきます。
異年齢保育を通して、子どもたちが互いに学び合い、成長していく姿をこれからも温かく見守っていきたいと思います。

異年齢保育で育つ、小規模園の魅力

くじら保育園には「小規模保育事業A型」、いわゆる小規模園が11園あり、0〜2歳児が同じ保育室で過ごす時間を大切にしています。年齢の違いがある中でも、子どもたちは自然と関わり合い、たくさんの「育ち」が生まれています。

異年齢保育で育まれる3つの力

  • 協調性・思いやりの心が育まれる
  • 責任感や自立心が芽生えます
  • 人と関わる力を学べます

小規模ならではの異年齢交流

くじら保育園では、小規模園ならではの異年齢交流を大切にしています。年齢の違う子どもたちが一緒に過ごすことで、自然と社会性や協調性が育まれています。

異年齢で戸外活動へ

みんなで戸外へ出かけた日、雨上がりの散歩道では、水滴や水音に耳を澄ませる子どもたちの姿が見られました。
2歳児クラスの子どもたちは、1歳児クラスの頃からの経験を活かし、「いつもと違う音!」「見て!」と発見を楽しんでいました。

「手をつなぐ遊び」で育つ協調性

2歳児クラスの子どもたちは、4月から“手をつないで一列で歩く”遊びを楽しんでいます。
歩くスピードや手の力加減を意識しながら、お友だちと息を合わせて歩くことで、自然と協調性が育まれています。
その姿を見た1歳児クラスの子どもたちも「私も!」「僕も!」と参加するようになりました。

同じ遊びを通して育つ自信とやさしさ

年齢に関係なく「いいよ!」「どうぞ」と受け入れる雰囲気の中で、すみれ組の子どもたちは自信を持って遊びに参加しています。
2歳児クラスの子どもたちは、1歳児クラスの子を気にかけて、おもちゃを渡したり、手をつないでゆっくり歩いたりと、お兄さん・お姉さんらしい姿を見せてくれています。
こうした関わりは、大きい子どもたちにも自己肯定感を育むきっかけとなっています。

年齢を超えた育ちを見守る保育

年齢や月齢に応じた活動はもちろんですが、小規模園ならではの異年齢交流を通して、年齢の枠を超えた成長の姿を見守っていきたいと考えています。

異年齢交流実践例 ~お散歩編~

子どもの育ちは「人との関わり」の中で

子どもたちは、異年齢の友だちとの関わりを通して、模倣や言葉のやりとり、思いやりの気持ちなどを育んでいきます。保育園は、そんな関係性が日常的に見られる“異年齢の関わりの宝庫”です。

異年齢保育のメリット

  • 小さい子は、年上の子の姿を見て「やってみよう!」と挑戦する気持ちが育つ
  • 大きい子は、優しく接することで思いやりや自尊心が育まれる
  • 遊びや物を通じたやりとりが、社会性や認知の発達を促す

年齢別の関わりの特徴

0〜2歳児は、相手を見つめたり、真似をしたり、物を渡すなどの行動を通して関わります。
3〜5歳児は、言葉で優しく話しかけたり、遊び方を教えたりする姿が見られます。

保育者の役割

保育者は、子どもたちが安心して関われるよう、適切な援助とフォローを行います。異年齢交流が積み重なることで、子どもたちの成長が複合的に育まれていきます。