保護者対応力を高める研修とは?|学びの共有と園での実践
目次
保護者対応研修の実践と学び
今回は保護者研修後の参加者の意見や、感想、その後の様子を取りまとめました。
くじら保育園 淀屋橋園


保護者対応研修|信頼関係を築くために – くじら保育園 淀屋橋園
グループ研修として「保護者対応」をテーマに実施。事例を共有し、信頼関係づくりやトラブル対応など実践的な学びを深めました。
アンケート結果|参加者の声から見えた学び

研修後のアンケートには、次のような意見や感想が寄せられました。
- 自園の課題について、同じケースでの対応方法を他園の先生と話し合えたのが良かった
- ディスカッションの場があるのはとても有意義であった
- 実例を交えて考えたり他園の話を聞けたので分かりやすかった
- 保護者に伝える時のポイントが細かく整理されていて分かりやすかった
- 様々なシチュエーションを例に挙げ、良い例・悪い例を比較しながら進められたので理解しやすかった
具体的な事例や意見交換を通じて、参加者の理解が深まったことが分かります。
研修に向けた準備

研修は各園から1名が対面で受講し、他の職員はオンラインや録画で参加できる仕組みになっており、すべての職員が受講できるようにしています。
研修の資料は事前に配布されるため、各園ごとに以下のような話し合いを行ってから研修に臨みます。
- 自園での保護者対応の現状
- 対応において意識していること
- 課題や改善点の整理
こうした準備によって、より主体的に学ぶことができます。
研修当日の取り組み

研修当日にはディスカッションの時間が設けられ、
- 対面参加者は他園の職員と持ち寄った内容の情報交換
- オンライン参加者は自園内で再度意見交換
といった形で、それぞれの環境に合わせて学びを深めています。
研修後のふりかえり

研修後には職員同士で振り返りを行います。
- 自分や自園でできていたこと・できていなかったこと
- 現在の知識や考え方が現状に合っているか
- 今後アップデートが必要な部分は何か
こうした話し合いを通じて、日常の保護者対応や保護者支援に生かしています。
まとめ
このような研修を定期的に繰り返し、積み重ねていくことによって、保護者支援や、保護者対応に対して常に考え方をアップグレードし、柔軟な姿勢を持つことができます。そしてそれらのことが積み重なり、よりよい保育へと繋がっていくのだと考えております。
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