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食育・給食

自園調理で育む、子どもたちの「食べる力」

くじら保育園グループでは、毎日手作りの給食を提供する「自園調理」を行っています。温かいごはんや季節の行事食を通して、子どもたちは食べる楽しさを自然に感じています。
調理の先生が作る様子を見たり、食材に触れたりすることで、五感を使った食育が実現。その日の体調や成長に合わせた量や大きさの調整もできるので、安心して食事を楽しめます。
離乳食についても、ご家庭との連携を大切にしながら、一人ひとりに合った内容で提供しています。食事は、子どもたちの成長を支える大切な時間。これからも、安心・安全であたたかい給食づくりを続けていきます。

離乳食初期のポイント|生後5〜6か月 ごっくん期の保育園給食

離乳食初期(ごっくん期)とは?

生後5〜6か月頃の赤ちゃんが「食べることに慣れ、飲み込む力を育てる」大切な時期です。母乳やミルク以外の食材に触れ、少しずつ幼児食へとステップアップしていきます。

主な食材と調理の工夫

この時期に使われる食材は、すべて赤ちゃんが飲み込みやすいようにペースト状に加工されています。

  • おかゆ(10倍がゆ):なめらかにすりつぶし、ポタージュ状に
  • 食パン(耳なし)・うどん:やわらかく煮てペーストに
  • 野菜・果物・豆腐・白魚:素材の味を活かしながら、ヨーグルト状に仕上げます

赤ちゃんの様子に合わせて、さらに細かくすりつぶすなどの個別対応も行っています。

園での離乳食の様子

初めての食事に戸惑い、口から出してしまうこともありますが、保育士が優しく声をかけながら、赤ちゃんのペースに寄り添って進めます。

「おくちあ〜ん」の声に反応して、可愛い口を開けてパクッと食べる姿や、「もっと食べたいよ!」と笑顔で合図を送る姿に、保育士たちも思わずほっこり。

くじら保育園のこだわり

  • 自園調理で安心・安全な食環境
  • 季節を感じる食材で五感を育む
  • 個別対応で一人ひとりの成長に寄り添う

離乳食は、赤ちゃんの「食べる力」の第一歩。くじら保育園では、保護者と連携しながら、安心して食事を楽しめる環境づくりを大切にしています。

【離乳食中期】生後7か月 モグモグ期の保育園給食

モグモグ期ってどんな時期?

離乳食中期は、生後7か月頃を目安に、赤ちゃんが口をモグモグ動かして食べる練習をする時期です。舌と上あごを使って食材を押しつぶし、唾液と混ぜて飲み込む力を育てていきます。午前・午後の2回食にも慣れ、食事のリズムが少しずつ整ってきます。

保育園での進め方

くじら保育園では、保護者との連携を大切にしながら、個々の成長に寄り添った離乳食を提供しています。

  • 入園面接時のヒアリング
    おうちでの食事の進み具合や食材の状況を丁寧に確認し、園での進め方を一緒に考えます。
  • 慣らし保育期間の見学
    実際の給食の様子を見ていただき、量やかたさ、形状の違いを共有。安心してスタートできるようにしています。
  • 毎月の食品摂取状況調査表
    保護者と一緒に食材の広がりを確認しながら、成長を喜び合える仕組みを整えています。

食材の広がりと成長の様子

モグモグ期になると、主菜に使える食材も増え、子どもたちも意欲的に食べてくれるようになります。お座りが安定してくることで、口の動きもしっかりしてきて、モグモグと食べる姿がとても頼もしく感じられます。

これからの成長も楽しみです

中期食のお友だちも日々成長し、もうすぐ後期食へとステップアップする予定です。これからも、子どもたちの「食べる力」を育みながら、笑顔あふれる給食時間を大切にしていきます。

【離乳食後期】食べる意欲を育む♪硬さ・姿勢・手づかみ食べのポイント

赤ちゃんの「食べたい!」という気持ちがぐんと育つ離乳食後期。今回は、食材の硬さや食事姿勢、そして手づかみ食べのスタートについて、園での取り組みをご紹介します。

離乳食後期ってどんな時期?

この時期は、赤ちゃんの消化機能が発達し、食べられる食材や調理法が増えてくる頃。食べることへの興味が広がり、「自分で食べたい!」という意欲も芽生えてきます。

後期食を始める目安は?

以下のような様子が見られたら、後期食へのステップアップのタイミングです:

  • 絹ごし豆腐くらいの硬さの食材をモグモグ食べられる
  • 1食で子ども茶碗の半分ほどの量を食べられる
  • 生活リズムが整い、1日2回の食事が定着している

この頃には、口の中の動きも上手になり、舌で食材を移動させて歯ぐきでつぶす力が育ってきます。硬さの目安は「バナナ」くらいがちょうど良いですね!

食事姿勢も見直してみましょう

食べる力をしっかり育てるためには、姿勢もとても大切です。

  • ひじがテーブルに乗る高さに座面を調整
  • 足がぶらぶらしないように足のせ板で安定させる
  • 椅子の幅が体に合っているか確認し、必要ならクッションで調整

集中して食べられる環境づくりが、食事の質にもつながります。

いよいよ「手づかみ食べ」スタート!

この時期から始まる「手づかみ食べ」は、赤ちゃんの自立心や感覚の発達にとってとても大切なステップ。

  • ぐちゃぐちゃになったり、ポイッと投げたりすることもありますが…
    → それも成長の証!多めに準備しておくと安心です。
  • まずは手づかみで満足するまで食べさせてから、スプーンへ移行
    → 自分の意志で食べる楽しさを大切にしています。

手指をたくさん使うことで脳の発達にも良い影響があると言われています。何より、自分で食べる喜びが「もっと食べたい!」という意欲につながります。

次は完了期へ♪

後期食のお友だちも、もうすぐ完了期に進む予定です。スプーンを使ったり、手づかみで食べたりしながら、「自分で食べたい!」という気持ちを大切に育てていきます。