グループの特徴
くじら保育園グループの5つの強み
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グループ研修
くじら保育園 グループ研修の目的
くじら保育園グループでは、保育の質をさらに高めるために、2024年度から職員同士でのグループ研修制度を開始しています。
研修を通して、子どもたちとの関わり方や、保護者の皆さまとのコミュニケーションについて、改めて学び直す機会にしていきたいと考えています。

2024年度のグループ研修内容はこちら
保育実践研修
子どもたちが夢中になれる遊びをもっと広げていけるように、表現遊び・造形活動・運動遊びなどを体験しながら学びました。遊びの中で育まれる力を大切にし、発達に応じた関わり方を考える時間となりました。
不適切保育防止研修
子どもたちが安心して過ごせるように、保育の中で気をつけたいことを振り返りました。保育士自身も安心して働ける環境づくりを目指し、みんなで意見を出し合いました。
保護者支援・対応研修
保護者の皆さまとより良い関係を築いていくために、コミュニケーションの工夫や、気持ちに寄り添う姿勢について学びました。日々のやりとりの中で、少しでも安心していただけるよう心がけていきます。

2025年度のグループ研修内容はこちら
調理者研修
①安心安全な食事を提供するため、食中毒を含む衛生管理について学ぶ
②栄養士業務についてグループとしてのルールや方向性を確認する
③全園の衛生検査結果を振り返ることにより、安心安全な食事を提供するためのスキルを身につける
これら3つの目的で実施予定です
主任研修
①マネジメントの基礎を学ぶ
②リーダーとしての役割と責任を認識し保育の質の向上を目指す
③他園で働く主任保育士の働き方や職員とのコミュニケーションの取り方などを実際に見聞きし自園の現場で活用する
④座学や現場訪問で学んだことや疑問に感じたことなどを発表したり、他者の意見を聞き主任としての役割を再認識する学や現場訪問で学んだことや疑問に感じたことなどを発表したり、他者の意見を聞き主任としての役割を再認識する
⑤他の主任と意見を交わす中で、主任保育士としての多様な役割を理解し、主任としてこれからどのように仕事に活かしていくかを考える機会を持つ
これら5つの目的で実施予定です
不適切保育防止研修
①職員アンケート結果内容を踏まえての学び直しをする
②時代や社会変化に合わせて継続的にアップデートを行う
これら2つの目的で実施予定です
保護者支援研修
①職員アンケート結果内容を踏まえての学び直しをする
②時代や社会変化に合わせて継続的にアップデートを行う
これら2つの目的で実施予定です

食育・給食
自園調理で育む、子どもたちの「食べる力」
くじら保育園グループでは、毎日手作りの給食を提供する「自園調理」を行っています。温かいごはんや季節の行事食を通して、子どもたちは食べる楽しさを自然に感じています。
調理の先生が作る様子を見たり、食材に触れたりすることで、五感を使った食育が実現。その日の体調や成長に合わせた量や大きさの調整もできるので、安心して食事を楽しめます。
離乳食についても、ご家庭との連携を大切にしながら、一人ひとりに合った内容で提供しています。食事は、子どもたちの成長を支える大切な時間。これからも、安心・安全であたたかい給食づくりを続けていきます。

離乳食初期のポイント|生後5〜6か月 ごっくん期の保育園給食
離乳食初期(ごっくん期)とは?
生後5〜6か月頃の赤ちゃんが「食べることに慣れ、飲み込む力を育てる」大切な時期です。母乳やミルク以外の食材に触れ、少しずつ幼児食へとステップアップしていきます。
主な食材と調理の工夫
この時期に使われる食材は、すべて赤ちゃんが飲み込みやすいようにペースト状に加工されています。
- おかゆ(10倍がゆ):なめらかにすりつぶし、ポタージュ状に
- 食パン(耳なし)・うどん:やわらかく煮てペーストに
- 野菜・果物・豆腐・白魚:素材の味を活かしながら、ヨーグルト状に仕上げます
赤ちゃんの様子に合わせて、さらに細かくすりつぶすなどの個別対応も行っています。
園での離乳食の様子
初めての食事に戸惑い、口から出してしまうこともありますが、保育士が優しく声をかけながら、赤ちゃんのペースに寄り添って進めます。
「おくちあ〜ん」の声に反応して、可愛い口を開けてパクッと食べる姿や、「もっと食べたいよ!」と笑顔で合図を送る姿に、保育士たちも思わずほっこり。
くじら保育園のこだわり
- 自園調理で安心・安全な食環境
- 季節を感じる食材で五感を育む
- 個別対応で一人ひとりの成長に寄り添う
離乳食は、赤ちゃんの「食べる力」の第一歩。くじら保育園では、保護者と連携しながら、安心して食事を楽しめる環境づくりを大切にしています。

【離乳食中期】生後7か月 モグモグ期の保育園給食
モグモグ期ってどんな時期?
離乳食中期は、生後7か月頃を目安に、赤ちゃんが口をモグモグ動かして食べる練習をする時期です。舌と上あごを使って食材を押しつぶし、唾液と混ぜて飲み込む力を育てていきます。午前・午後の2回食にも慣れ、食事のリズムが少しずつ整ってきます。
保育園での進め方
くじら保育園では、保護者との連携を大切にしながら、個々の成長に寄り添った離乳食を提供しています。
- 入園面接時のヒアリング
おうちでの食事の進み具合や食材の状況を丁寧に確認し、園での進め方を一緒に考えます。 - 慣らし保育期間の見学
実際の給食の様子を見ていただき、量やかたさ、形状の違いを共有。安心してスタートできるようにしています。 - 毎月の食品摂取状況調査表
保護者と一緒に食材の広がりを確認しながら、成長を喜び合える仕組みを整えています。
食材の広がりと成長の様子
モグモグ期になると、主菜に使える食材も増え、子どもたちも意欲的に食べてくれるようになります。お座りが安定してくることで、口の動きもしっかりしてきて、モグモグと食べる姿がとても頼もしく感じられます。
これからの成長も楽しみです
中期食のお友だちも日々成長し、もうすぐ後期食へとステップアップする予定です。これからも、子どもたちの「食べる力」を育みながら、笑顔あふれる給食時間を大切にしていきます。

【離乳食後期】食べる意欲を育む♪硬さ・姿勢・手づかみ食べのポイント
赤ちゃんの「食べたい!」という気持ちがぐんと育つ離乳食後期。今回は、食材の硬さや食事姿勢、そして手づかみ食べのスタートについて、園での取り組みをご紹介します。
離乳食後期ってどんな時期?
この時期は、赤ちゃんの消化機能が発達し、食べられる食材や調理法が増えてくる頃。食べることへの興味が広がり、「自分で食べたい!」という意欲も芽生えてきます。
後期食を始める目安は?
以下のような様子が見られたら、後期食へのステップアップのタイミングです:
- 絹ごし豆腐くらいの硬さの食材をモグモグ食べられる
- 1食で子ども茶碗の半分ほどの量を食べられる
- 生活リズムが整い、1日2回の食事が定着している
この頃には、口の中の動きも上手になり、舌で食材を移動させて歯ぐきでつぶす力が育ってきます。硬さの目安は「バナナ」くらいがちょうど良いですね!
食事姿勢も見直してみましょう
食べる力をしっかり育てるためには、姿勢もとても大切です。
- ひじがテーブルに乗る高さに座面を調整
- 足がぶらぶらしないように足のせ板で安定させる
- 椅子の幅が体に合っているか確認し、必要ならクッションで調整
集中して食べられる環境づくりが、食事の質にもつながります。
いよいよ「手づかみ食べ」スタート!
この時期から始まる「手づかみ食べ」は、赤ちゃんの自立心や感覚の発達にとってとても大切なステップ。
- ぐちゃぐちゃになったり、ポイッと投げたりすることもありますが…
→ それも成長の証!多めに準備しておくと安心です。 - まずは手づかみで満足するまで食べさせてから、スプーンへ移行
→ 自分の意志で食べる楽しさを大切にしています。
手指をたくさん使うことで脳の発達にも良い影響があると言われています。何より、自分で食べる喜びが「もっと食べたい!」という意欲につながります。

次は完了期へ♪
後期食のお友だちも、もうすぐ完了期に進む予定です。スプーンを使ったり、手づかみで食べたりしながら、「自分で食べたい!」という気持ちを大切に育てていきます。
赤ちゃんの成長は本当にあっという間。これからも、ひとりひとりのペースに寄り添いながら、楽しい給食時間を過ごしていきたいと思います。
Coming Soon
保護者支援
保護者支援の取り組みについて
くじら保育園グループでは、保育園が「子育てのパートナー」として保護者の皆さまと共に歩んでいけるよう、保護者支援に力を入れています。
- 子どもの育ちを一緒に見守るために、保護者との信頼関係づくりを大切にしています。
- 日々のやりとりの中で、保護者の気持ちに寄り添い、安心して相談できる環境づくりを心がけています。
- 保育士同士でも支援の考え方を共有し、園全体で一貫した対応ができるよう取り組んでいます。
これからも、保護者の皆さまが「ここなら安心」と思えるような、あたたかい関係づくりを続けていきます。

リフレッシュ保育はじめます|育児・子育て支援
子育ては、喜びと同時にたくさんのエネルギーを必要とする大切なお仕事。
くじら保育園グループでは、保護者の皆さまが心身ともにリフレッシュし、より前向きに育児に向き合えるよう、
「リフレッシュ保育」を2025年度よりスタートいたします。
リフレッシュ保育ってなに?
リフレッシュ保育とは、保護者の方が一時的にお子さまを保育園に預け、心と体を休める時間を持つことができる支援制度です。
「ちょっとひと息つきたい」「自分の時間が少しだけほしい」そんな気持ちに寄り添い、子育てを無理なく続けられるようサポートします。
制度の背景と法的な位置づけ
一見すると「リフレッシュのために預けるのは難しいのでは?」と思われがちですが、2018年に改訂された保育所保育指針では、子育て支援の一環として多様な保育ニーズに応えることが明記されました。
これにより、就労や病気などに限らず、保護者のリフレッシュも保育の対象として認められるようになっています。
リフレッシュ保育のメリット
- 育児の疲れを癒し、心にゆとりを持てる
- 自分の時間を持つことで、気持ちをリセットできる
- 新たな気持ちで子どもと向き合えるようになる
保護者の皆さまの笑顔は、子どもたちにとっても何よりの安心材料です。
くじら保育園グループでの取り組み
くじら保育園グループでは、地域に根ざした子育て支援の一環として、全園でリフレッシュ保育を導入。
6月からは、まず海老江園をはじめ、順次各園での実施を予定しています。
「子育てのパートナー」として、保護者の皆さまに寄り添いながら、安心して利用できる環境を整えてまいります。

チームワーク

保育の質向上に向けた園長会議の取り組みについて
くじら保育園グループでは、毎月1回、13園の園長が集まり、保育の質を高めるための会議を行っています。コロナ禍の明けた最近ではオンラインから対面での会議が再開され、より深い意見交換ができるようになりました。
会議では、各園の保育の様子や課題、工夫している点などを共有し合い、より良い保育を目指して話し合いを重ねています。
先日は、くじら保育園の保育方針をもとに、「家庭的な雰囲気づくり」「安心・安全な保育」「子どもの個性を大切にすること」などについて意見を交わしました。
ある園では、子どもたちが安心して気持ちを表現できるよう、共感の言葉を大切にした対応を心がけています。また、職員同士の関係性にも配慮し、相談しやすい雰囲気づくりに取り組んでいる園もあります。
こうした学びは各園に持ち帰り、職員間で共有しながら、日々の保育に活かされています。

園内会議の取り組み
姫島園では、子どもたちの健やかな成長と、職員が安心して働ける環境づくりを目指して、定期的に園内会議を行っています。日々の保育を振り返り、職員同士が思いを共有することで、より良い保育の土台を築いています。
会議の種類と開催頻度
園内では以下のような会議を実施しています。
- 職員会議・給食会議:月1回
- 正職員会議:月2回
- 園長主任会議・問題提起会議:随時開催
すべての会議は、園児の午睡時間(13:30~15:00)に行われ、職員・栄養士・調理師が参加しています。
目的は、保育の質の向上と、職員同士の円滑な連携による職場環境の改善です。
会議テーマ:「どんな子どもに育ってほしいか」「どんな保育をしたいか」
ある日の会議では各クラスで「どんな子どもに育ってほしいか」「どんな保育をしたいか」を話し合いました。
- 0歳児:豊かな感性を育み、思いやりのある優しい子に
- 1歳児:食べることが好きで、人や物に関心を持ち、優しい気持ちを育てる
- 2歳児:自分から様々なことに挑戦する力を育てる
他にも、「一人ひとりの発達に合わせた保育」「子どもに信頼される保育」「職員も笑顔で過ごせる園づくり」などの意見が出されました。
目指す保育の実現に向けて
標を実現するため、以下のような取り組みを大切にしています。
- 子ども一人ひとりに愛情をもって接する
- 職員自身が明るく笑顔で子どもに向き合う
- 優しい言葉がけを意識し、綺麗な日本語を使う
- 職員同士が本音で話し合える関係づくり
- 食事の時間を楽しいコミュニケーションの場と捉える
- 様々な遊びを提供し、園が楽しい場所と思ってもらえるようにする
“話し合いの文化”を大切にしながら、職員全員が思いを共有し、子どもたちの笑顔と成長に寄り添える保育を目指しています。

異年齢保育
異年齢保育で育む「思いやり」と「社会性」
くじら保育園グループには、0歳~5歳までの園児が通う「認可保育所」が2園あり、3〜5歳の子どもたちが一緒に活動する「異年齢保育」を取り入れています。年齢の違うお友だちと関わることで、子どもたちは自然と協力し合い、思いやりの心や社会性を育んでいきます。
年上の子は年下の子を助けたり、遊びのルールを教えたりすることでリーダーシップを学び、年下の子は年上の子の姿を見て学びながら、自信を持って行動できるようになります。
このような環境の中で、子どもたちは
- コミュニケーション力が高まる
- 友だちの輪が広がる
- 協調性・社会性が育つ
- 思いやりの心が芽生える
- 自己肯定感が高まる
- 様々な活動に興味を持つ
といった、将来に役立つ力を身につけていきます。
異年齢保育を通して、子どもたちが互いに学び合い、成長していく姿をこれからも温かく見守っていきたいと思います。

異年齢保育で育つ、小規模園の魅力
くじら保育園には「小規模保育事業A型」、いわゆる小規模園が11園あり、0〜2歳児が同じ保育室で過ごす時間を大切にしています。年齢の違いがある中でも、子どもたちは自然と関わり合い、たくさんの「育ち」が生まれています。
異年齢保育で育まれる3つの力
- 協調性・思いやりの心が育まれる
- 責任感や自立心が芽生えます
- 人と関わる力を学べます

小規模ならではの異年齢交流
くじら保育園では、小規模園ならではの異年齢交流を大切にしています。年齢の違う子どもたちが一緒に過ごすことで、自然と社会性や協調性が育まれています。
異年齢で戸外活動へ
みんなで戸外へ出かけた日、雨上がりの散歩道では、水滴や水音に耳を澄ませる子どもたちの姿が見られました。
2歳児クラスの子どもたちは、1歳児クラスの頃からの経験を活かし、「いつもと違う音!」「見て!」と発見を楽しんでいました。
「手をつなぐ遊び」で育つ協調性
2歳児クラスの子どもたちは、4月から“手をつないで一列で歩く”遊びを楽しんでいます。
歩くスピードや手の力加減を意識しながら、お友だちと息を合わせて歩くことで、自然と協調性が育まれています。
その姿を見た1歳児クラスの子どもたちも「私も!」「僕も!」と参加するようになりました。
同じ遊びを通して育つ自信とやさしさ
年齢に関係なく「いいよ!」「どうぞ」と受け入れる雰囲気の中で、すみれ組の子どもたちは自信を持って遊びに参加しています。
2歳児クラスの子どもたちは、1歳児クラスの子を気にかけて、おもちゃを渡したり、手をつないでゆっくり歩いたりと、お兄さん・お姉さんらしい姿を見せてくれています。
こうした関わりは、大きい子どもたちにも自己肯定感を育むきっかけとなっています。
年齢を超えた育ちを見守る保育
年齢や月齢に応じた活動はもちろんですが、小規模園ならではの異年齢交流を通して、年齢の枠を超えた成長の姿を見守っていきたいと考えています。

異年齢交流実践例 ~お散歩編~
子どもの育ちは「人との関わり」の中で
子どもたちは、異年齢の友だちとの関わりを通して、模倣や言葉のやりとり、思いやりの気持ちなどを育んでいきます。保育園は、そんな関係性が日常的に見られる“異年齢の関わりの宝庫”です。
異年齢保育のメリット
- 小さい子は、年上の子の姿を見て「やってみよう!」と挑戦する気持ちが育つ
- 大きい子は、優しく接することで思いやりや自尊心が育まれる
- 遊びや物を通じたやりとりが、社会性や認知の発達を促す
年齢別の関わりの特徴
0〜2歳児は、相手を見つめたり、真似をしたり、物を渡すなどの行動を通して関わります。
3〜5歳児は、言葉で優しく話しかけたり、遊び方を教えたりする姿が見られます。
保育者の役割
保育者は、子どもたちが安心して関われるよう、適切な援助とフォローを行います。異年齢交流が積み重なることで、子どもたちの成長が複合的に育まれていきます。
