異年齢の室内遊び|実践例と共にご紹介【小規模園編】
目次
小さな園だからこそできる、密な関わりのあるあそびの時間
すみれ組(1歳児)の子どもたちも環境に慣れて生活に見通しが持て、保育園生活を安心して過ごせるようになってくると遊びも楽しくなってきました。
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異年齢の子どもたちが一つのフロアで毎日一緒に生活をしていく中で、子どもたちがお互いの姿を見て遊び方や生活の方法を自然に学べるようなかかわりを大切にしています。
「やってみたい!」は憧れから始まる
ある日、さくら組(2歳児)の子どもが、車のおもちゃにひも通しのひもを結びつけて引っ張って遊んでいました。

その姿を見て、すみれ組の子どもが、真似しようと近づくと「ダメ!」と取られると思ってしまうこともありますが、「同じのが欲しいんじゃないかな」と保育者が知らせると『作ってあげるね!』と同じものを作ってあげたり、『あっちにあるよ』と教えてあげたりしています
「できたよ!」が自信と優しさにつながる

すみれ組の子どもたちが抱くさくら組の子どもたちへのあこがれの気持ち、小さいお友だちとのかかわりの中で、さくら組の子どもたちにはできる自分に自信が持てるようになり、自己肯定感が育まれたり優しい気持ちが育まれています。
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遊びの中で育つ、ことばと気持ちのやりとり
お友だちが使っているおもちゃが欲しくなった時、どうしたらよいのか分からないうちは気持ちのままに取ってしまいますがお友だちが「かして」「どうぞ」のやりとりをする姿を見て、欲しい時のアプローチ方法を学んでいます。

『かしたくない』という気持ち、『どうしよう』と迷うなど様々な感情も大切な成長です。『まだ使いたい』というその子どもの気持ちも大切にし寄り添いながら、お友だちとのかかわり方を丁寧に伝えています。
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くじら保育園 天王寺園


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