『カバのひみつ』絵本で広がる探求心|「好き」が育む学び
カバが好き。そんなお子様(2歳児クラス)とのひとコマ。
『飼育員さんもっとおしえて どうぶつのひみつ』シリーズの1冊『カバのひみつ」の絵本(作: 池田 菜津美/写真: 松橋 利光/出版社: 新日本出版社)をよく見ているYくん。

その日も「せんせいいっしょにみよう」と絵本をもってきてくれました。大好きで繰り返し見ている絵本、「カバさんのお口大きいね~」「お水にはいってるね」「どこにあるかな~」とのおしゃべりしながら見るのが嬉しい様子。

保育者も「大きいね」「ガバーって開けてるね」なんて言いながら楽しく見ていたところ「あ!ここにもいるんじゃない?」と持ってきたのは別の動物写真の絵本。
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「おんなじ!」「これもカバ、こっちもカバ」と見比べていました。カバの食事のページになると「スイカ食べてる!カバさん欲しいんじゃない?」とおもちゃ(フィギュア)のカバとままごとのスイカを持ってきてお食事タイムが始まりました。

「かばさん、スイカ美味しい?」と聞きながら遊ぶ姿に探求心の芽生えを感じました。

『好き』から始まって興味を持ち、遊びが広がっていく。好きだから遊びが広がっていく、好きの先にどんな世界が待っているのか楽しみです。
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