保護者対応研修|信頼関係を築くために
くじら保育園グループでは、保育士の資質向上とチーム力の強化を目的に、さまざまな研修を行っています。今回は「保護者対応」をテーマにした研修の様子をご紹介します。
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目次
研修のねらい

- 保護者と信頼関係を築き、適切な支援を行うことができるスキルを養う
- 保育士間で意見交換やアプローチ方法を話し合い、日頃の保育を見直したり知識をアップデートする
研修の内容
① 保護者対応の基本

- 笑顔で挨拶し情報共有、日々の小さなコミュニケーションの積み重ねを大切にすることなどを学ぶ
- トラブル、クレーム発生時の対応手順や未然に防ぐための対処法のポイントを学ぶ
② 事例を基にした対処法(アンケート結果を受けて)
- 事例を検討し、ポイントを押さえながらよりよい対応方法を考える
③ 配慮の必要な園児の保護者対応について

- 保護者の気持ちをイメージするために必要な知識や理論を学ぶ
- 現在困っていることや悩んでいることについてのディスカッション
資料作成のポイント

適切な保護者対応を行うことは保育士の大切な仕事の一つですが、それぞれのニーズに応じた対応をするのはなかなか難しい面もあります。
保護者対応に関する知識を学ぶだけでなく、現場において実際に困っていることや相談したいことを取り上げて、意見交換ができる研修にするために事前アンケートを実施しました。

特に対応の難しいケースは研修当日にグループディスカッションができるようにし、その他のケースについてはグループとしての考え方を基に研修チームで話し合いをし対処法を共有しました
研修当日の様子

当日は、会場またはZOOMでの研修となりました。
各園から会場参加をした保育士はグループに分かれ、テーマに沿って話し合いをした後グループごとに発表をしました。
初対面だったり経験もさまざまな中でも、積極的に意見交換をする様子が見られました
研修後の変化

職員同士が些細なことでも子どもの様子や成長を伝え合う機会が増え、共有したことを保護者に丁寧に伝えるようになったり、これまでの保護者への言葉がけや対応を振り返りつつ、研修で学んだことを実践していくように心がけている姿が見られるようになりました。
『子どもにも保護者にも信頼される園になる!』という共通の目標が生まれました。