防災の備え|非常食作りや伝言ダイヤル体験
目次
はじめに

9月1日は『防災の日』です。
児童福祉施設においては最低基準6条で「少なくとも毎月1回は避難及び消火に対する訓練を行わなければならない」とされています。
くじらグループでもこどもたちと職員の大切な命を守るためにこどもたちと様々な訓練を行い、職員は防災の知識を向上させるための研修を受けています
防災のポイント

- 保育者自身が『正しい知識』を持つこと
- 大災害で予想される被害について想像し対策を行うこと
- 保育中の災害発生で予想される被害への対策をするこ
- 保護者と連絡が取れなかったり、避難経路が遮断された場合の対策を行うこと
研修を受けて実践したこと
①ライフラインが停止した場合

- 適切に備蓄品が準備されているかの確認
- 非常食の試食(2025年9月1日実施:幼児が実際に非常食を作って給食時に食べてみる)
あわせて読みたい


防災の日に非常食作り体験&敬老の日のハガキ投函
9月1日は防災の日です。5歳児のぞう組さんがクッキングで非常食作りを体験しました。園でストックをしている非常食の袋の中に水を入れ、よ〜く混ぜて1時間待つと、五目…
②災害用伝言ダイヤル(171)の体験 2025年9月1日~5日実施
災害時の保育園の役割は 『こどもたちを安全に保護者の元に引き渡すこと』 です。
そのために保護者のみなさまにもご協力いただきました。
研修で学んだこと

- 園の立地を踏まえた訓練の必要性
- 状況に応じた身の守り方をこどもたちに伝える必要性
- こどもたちが、安全に避難するためにどうすべきかを自ら考え行動できる力を育むこと
- 防災教育を行う上では恐怖心をあおらず、楽しみながら行うことで自然と子どもたちの防災力向上に繋がるということ
さいごに

“災害大国”である日本では毎年地震や台風が多く発生しています。
災害時には落ち着いて行動できるように日頃から取り組んでいます。
毎月行っている避難訓練もその一つです。
ダンゴムシのポーズや静かに避難することなどもはじめはできなくても、繰り返し行うことで自然にできるようになってきました。
こどもたちには絵本や紙芝居を使って伝えたり、より興味を持ってくれるようアプローチをしています。
職員は訓練後には振り返りを行い、いざというときに冷静に対応できるように日々取り組んでいきたいと思っています。