保育士研修レポート|実践研修から学ぶ保育のヒント

目次

はじめに|グループ研修「遊びの実践」に参加して

今回のグループ研修では、「遊びの実践」をテーマに、手遊びやふれあい遊びの目的と効果的な取り入れ方について学びました。
研修では動画を交えて実際の様子を確認できたほか、子どもたちの集中力や情緒の安定を引き出すポイントなど、すぐに保育へ生かせる学びが多くありました。

参加者の感想より|学びのキーワード

参加者からは以下のような感想が寄せられました。

  • 手遊びの実演やふれあい遊びの動画など実際に見て分かりやすかった
  • 知らない手遊びもたくさん教わりました
  • 機会があれば他の手遊びなども紹介してほしい
  • 保育経験の浅い保育者に特に見てもらいたい
  • こどもたちに集中してもらうためだけの手遊びではなく目的やポイントをおさえながら実践するなど目的別の使い方を知ることができた
  • こどもの遊びは『静』と『動』を交互に取り入れることで集中して遊びに取り組み、情緒も安定することを知った
  • メリハリをつけることで気持ちの切り替えやコントロールをすることを身につけるのだとわかった

園内での共有・保育への活用

研修は録画視聴により全職員で内容を共有
その後、以下のように日々の保育へと活かされています。

  • 紹介された手遊びやふれあい遊びを取り入れ日々の保育に活かしている
  • 『静』と『動』を意識して保育するようになった
  • 手遊びなどを実際に行うときは子どもの様子も観察するようになった

実践の様子

寒天あそび

保育 実践研修 レポート 実践保育 くじら保育園 淀屋橋 202506-1
保育 実践研修 レポート 実践保育 くじら保育園 淀屋橋 202506-2

手遊び

保育 実践研修 レポート 実践保育 くじら保育園 淀屋橋 202506-3

新聞紙あそび

保育 実践研修 レポート 実践保育 くじら保育園 淀屋橋 202506-4
保育 実践研修 レポート 実践保育 くじら保育園 淀屋橋 202506-5

フィードバックと今後の展望|非認知能力を育む保育へ

今回の研修を受け、職員間では以下のような意識が高まりました。

  • よりよい保育の質につながっていくよう子どもたちにどうなってほしいのか見通しを持って遊びを展開していく
  • ふれあい遊びから集団に溶け込めるようになった例を知り、自園の保育にも取り入れていき個々の発達を促したり、様々な判断をする材料としていく
  • 感触遊びなどによって脳に刺激を与え、『非認知能力』を高める手立てとする
  • こどもたちの「やりたい!」意欲を大事にし、自分で遊びを展開し、工夫し試行錯誤しながらともだちと協力し合っていくことのできる環境を保証していく

※『非認知能力』とは、好奇心や自制心、自己肯定感、有能感、頑張ることのできる力など点数では測れないがとても大事な力

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