園長会議・保育内容会議とは?|保育の質向上を目指す取り組み
はじめに

くじら保育園グループでは、毎月1回、本部に13園の園長が集まり、保育の質の向上を目指して活発な意見交換を行っています。
対面会議の再開でコミュニケーションが向上
以前は新型コロナウイルスの影響により、オンラインでの会議が主流となっていましたが、現在は感染状況の落ち着きに伴い、対面での会議が再開されました。

オンライン会議では、発言が重なって聞き取りづらかったり、画面越しでは表情や声のトーンが伝わりにくいという課題がありましたが、対面ではそうした課題が解消され、会議の効率や深さが格段に向上しています。
現在は主に対面での会議を実施していますが、園の状況に応じて、必要に応じてオンラインでの参加も可能としています。
園長会議の内容と話し合いのテーマ
会議では、各園の現状や課題、取り組みの成果などを共有し合い、園長同士が直接意見を交わします。
くじら保育園の保育方針

先日の会議では、くじら保育園の保育方針である以下のテーマをもとに話し合いを行いました。
- 「家庭的な雰囲気を大切にし、一人ひとりがのびのび笑顔で過ごせる施設環境を作る
- 「安心・安全」を第一に考え、まごころ込めた保育を実施する
- 一人ひとりの個性を育み、豊かな人間性を持った子どもを育成する
- 月齢・年齢だけでなく、一人ひとりの発達状況に応じた保育を実施する
各園の取り組み事例
各園でどのような取り組みを行っているか、またどのような点に配慮しているかを話し合いました。
ある園では、子どもたちが「うれしい」「いやだ」といった感情を素直に表現できるようにするため、子どもたちの発言にしっかりと耳を傾け、「そうだったんだね」「いやだったね」と共感の気持ちを込めて応答することを心がけており、子どもたちが安心して気持ちを表現できる環境づくりに取り組んでいます。

また、別の園では、家庭的な保育を目指す中で、子どもたちだけでなく職員同士の関係性にも目を向けているという意見がありました。職員が悩みを相談しやすい雰囲気をつくることで、チームとしての連携が深まり、より温かく丁寧な保育につながっているとのことです。
会議で得た学びを園全体で共有

こうした意見や取り組みは、他園にとっても大きなヒントとなり、会議で得た学びは各園に持ち帰って職員と共有し、日々の保育に活かされています。
まとめ
園長会議・保育内容会議は、単なる情報共有の場ではなく、園同士が学び合い、支え合いながら、より良い保育を目指す大切な時間です。
今後も、子どもたち一人ひとりの笑顔と成長のために、園全体で力を合わせて取り組んでまいります。