衛生検査の実施について ~安全な給食提供のために~
くじら保育園 吹田豊津園


【自園調理の魅力】くじら保育園の給食で育む子どもの食育と成長 – くじら保育園 吹田豊津園
くじら保育園では自園調理を導入し、季節を感じる手作り給食と、五感を育む食育を提供。離乳食も個別対応を行い、安心できる食環境を大切に。
目次
衛生検査の目的と重要性

食品衛生法に基づき、衛生検査が行われます。
目的は、異物混入による事故を防ぐために行われ、施設内の清掃状況の確認そして給食の調理場の衛生管理や調理器具や食材、調理者の手指衛生状況を確認し、食中毒の予防に努めます。
衛生検査のチェック項目
衛生検査で確認する具体的な項目は以下の通りです。

- 普段使用している調理器具の衛生的な保管状況と破損の有無(まな板、包丁、ハサミなど)
- 天井の空調機の清潔さ
- 食材の開封日付の記入の有無
- ふきとり検査による調理者の手指や調理器具への菌の付着確認
- 自園での衛生チェックの記録状況

など細かいところのチェックが行われます。
衛生検査から得られた気づき

衛生検査を受けることでの気づきもあり、破損しているものが収納されており、使用していないから大丈夫と置いていたが、間違えて使用し、異物混入になる恐れがあること。
自園での衛生チェックの記入漏れ印漏れは、各種記録(温度管理・健康管理 他)は、食中毒等のトラブル発生時、原因究明の一助となることを聞き、改めて、自園の衛生チェックの大切さを感じ安心安全に給食の提供をするには、細かいところまで気を付けていかないといけないと思いました。
衛生管理におけるチームの役割と共有

また、調理室は、栄養士・調理士はもちろんの事保育士も立ち入る場所でもあります。なぜ衛生検査が必要なのか共通理解が必要な事項であり、指摘事項や、改善点を共有が大切です。
今後の取り組み
月に1回、項目に沿ってチェックをし、安心安全な清潔な環境を保ちたいと思います。
安心安全な給食のため、衛生検査を通じて全職員が協力し衛生管理を徹底してまいります。
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