就学への不安を解消!|卒園前によくある質問と回答

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卒園に向けて

もうすぐ小学生、楽しみだね!!
乳幼児期の保育は生涯にわたる自己実現の基礎となる力を身に付けるものであるとともに、社会の一員として生きていくための資質や能力の基礎を培う重要なものです。幼児期に培われた資質・能力が、特に小学校での生活や学習に深くつながるため、小学校教育への円滑な接続が求められています。当園では乳児期から「生きる力の基礎を育むための保育」に力を入れ小学校以降の教育へつなぐ保育を行っています。

小学校への期待と準備を育む5歳児さんの姿

  • 小学校生活に期待を抱いて最後の保育園生活を楽しんで過ごす!
  • 就学への期待をもち、自らを高めていこうとする。
  • 園生活に見通しをもち、自分達で生活をすすめようとする。
  • 思った事や感じた事や思いを相手に伝えたり、相手の気持ちがわかったりできる様になる。

卒園に向けた保育者のサポートと取り組み

保育園では、子どもたちが安心して入学を迎えられるよう、以下の取り組みを行っています。

  • 小学校体験入学:校区内の小学校で見学や1年生との交流を実施
  • 就学を意識した声掛け:子どもたちの期待感や自信を育む言葉掛け
  • 卒園前の自信づくり:子ども一人ひとりが認められ、自己肯定感を育むサポート

就学に期待や自信をもち、楽しみにする気持ちを盛り上げていきます。このような中で子ども達は、こんな自分になりたいと思ってそれに向かっていく姿が見られます。私たち保育士は、子ども達がみんなの中で認められ、一人一人が自分の良さに自信をもって就学できるように援助していきたいと考えています。

小学校体験入学:2月に実施予定!

5歳児全員で校区内の小学校にお邪魔して、学校見学や、1年生のお兄さん、お姉さん達と触れ合う時間を設けます!

卒園前によくある質問と回答

Q 仲のいいお友達が違う小学校に行くので不安です。

A. 数名同じ小学校に行く場合は、小学校側で同じ保育園から通う子同士数名に分けてクラス編成をする配慮をして頂けます。一人だけの場合も小学校に行くとたくさんのお友達が増えるので、その中で気の合うお友達が見つかっていきます。また、担任の先生が、グループ分けやお当番編成で配慮しお友達を繋ぐ配慮もしてくれますので大丈夫です。

Q 好き嫌いが多くて小学校での給食が不安です。

A. 保育園と同様、始めから苦手なものを食べるように言われることは無いかと思いますが、保育園の献立同様、栄養士の方が栄養価を考えそれぞれの学年に必要なカロリー計算をされて献立を立てられているので、少しずつ食べられるようになることが望ましいですが、始めからの完食が難しいようであれば事前に担任の先生に相談すると、子どもに合わせた進め方で対応してくれるはずです。

Q 45分の授業にじっと座っているか心配です。

A. 5歳児クラスになると、先生の話製作など椅子に座ってする活動の時間を少しずつ伸ばしていったり、時計を見て時間を確認するようにしたりと、小学校での生活を意識した保育を取り入れています。小学校での授業の中での45分はずっと同じことをするのではなく、例えば、国語の時間。10分は音読、20分は教科書の内容の学習、15分でひらがなの練習…というように45分間の中でも、内容に変化をもたせることが多いです。音読も、順番で自分の番になったらその場で立って音読、グループごとに集まって音読、お隣の席の子と交代で音読…など、授業のねらいに応じて様々なバリエーションがあります。入学してすぐの子どもの集中力は、だいたい15分前後は継続するといわれています。発達段階に応じて、無理のないよう、授業の構成・内容が工夫されていることが多く、楽しく授業に参加できる工夫がされています。

さいごに

入学を目前にすると、子どもも保護者の方も不安や心配事がでてくるかと思いますが、どんな小さなことでも園にご相談くださいね。子どもや保護者の方の不安が少しでも和らぐよう一緒に考えたいと思います。又入学前でも必要な場合は保護者の方と小学校との仲介をし、直接保護者の方が小学校に相談がしやすいように手伝いをしています。

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