思いやりのある子どもに|異年齢交流エピソード

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異年齢保育で見える、子どものやさしさ

「今日はここだよ」と朝一番に登園したさくら組(2歳児)のAくんが、すみれ組(1歳児)のお友だちに出席ノートのシールを貼る場所を教えてくれています。

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さくら組の子どもたちは最近、お友だちのお迎えがくると「○○ちゃんで~す」「○○くんで~す」と誰のお迎えに来られたのかを保護者の方のお顔を見て、教えてくれます。

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「おかえりなさーい」と保育者より早くご挨拶」。真似て、すみれ組の子どもたちも「(おかえり)なさーい」とご挨拶。

食事の場面にも広がる“ことばの成長”と“思いやり”

保育者に給食に誘われても遊びがやめられず、気持ちが向かないお友だちに「給食たべるよ。○○くん、(もう)座ってるよ」と声をかけたりしてくれています。
少し前までは食べに来ないことに対して「○○ちゃん、ブー(×)だね!」と言っていたのですが、今は保育者の言葉がけをよく聞いていて、真似て伝えてくれているのがよくわかります。

“お世話したい”気持ち

最近、もも組(0歳児)のお子様が入園されたことで、すみれ組(1歳児)の子どもたちも年長児として、お世話をしてあげたい気持ちが芽生えてきました。

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これまでしてもらっていたことを、やってあげようとする姿に心の成長を感じます。そんな子どもたちのかかわりを保育者もそっと見守っています。

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異年齢の子ども同士が育み合う、あたたかな成長

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何かをしてあげたり、おもちゃを渡してあげたりするだけでなく、年長児が成長していく姿こそが年少児の子どもたちの憧れとなり、素敵な見本となって存在しているのだなぁと嬉しくなる瞬間です。

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ワンフロアで生活をしている小規模園ならではの、異年齢のかかわりです。

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